ブックタイトル研究支援センター

概要

研究支援センター

支援業務内容当施設には約50種類以上の機器があり、すべての機器について取扱い説明または実技講習会を行っています。我々スタッフが心がけていることは、単に機器を使えるようになることだけではなく、理解して使いこなしていただくことです。操作方法の初期指導後も、ご相談があれば実験内容に最も適した使い方になるようサポートを行っています。またリアルタイムPCRのプライマー設計からデータ解析までのアドバイスや、HPLCの条件検討のディスカッションなども行っています。■ 機器の利用提供、操作指導? DNAシーケンスABI3130xl、3500xl DNAシーケンサーにより、プラスミドDNAやPCR産物の塩基配列を解析いたします。結果がうまくいかない場合は、DNA定量のためのアガロースゲル電気泳動、DNA抽出・精製のアドバイスや技術指導、プライマー設計のアドバイスなどを行っています。? RNA品質チェックBio Rad社Experionを使用してTotalRNAの電気泳動を行ない、リボソームRNAの波形を確認することで、RNAの分解度合いを評価いたします。 結果がうまくいかない場合は、組織・細胞などのRNA抽出のアドバイスや技術指導を行います。? DNAマイクロアレイイルミナ社のBeadArrayにより、DNAマイクロアレイ発現解析を行っております。TotalRNAをご提出いただき、RNAの品質チェック、cRNA合成、ハイブリ、スキャンを行います。データは、発現に差のある遺伝子を抽出し、エクセル形式でお渡しいたします。RNAの品質の追求と、cRNA合成の合成量の厳しい設定により、良いデータにつながっております。より良いデータを出してもらうために、また同じ失敗を繰り返して貴重な研究時間や材料を費やすことが少しでも減るように、受託サービスにとどまらずアドバイスや指導にも力を入れています。■ 受託業務　造血前駆細胞の分化に関する実験を行っていますが、支援センターにはフローサイトメーターや蛍光顕微鏡、ルミノメーターなど色々な機器を取り揃えており、それぞれの担当スタッフが相談に乗ってくれるので非常に助かりました。またマイクロアレイやDNAシーケンス解析の受託も行っており、シーケンス解析では外部委託に比べて値段が安いだけでなく、最適条件の検討や実験自体に対する（特に結果がうまく出ない時の）アドバイスなど研究を進める上で非常に有り難かったです。大野 博文医学研究院　病態制御内科学分野大学院生　私たちの研究では、遺での遺伝子発現メカニズそのため、支援センターに依頼しております。解析は結果が返ってくることもで非常に助かっておりま得られた場合でも、中村して実験の改善を図るこひ宜しくお願い致します。武居 宏明薬学研究院　薬物動態学分博士1年利用者の声ようこそ支援