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概要

研究支援センター

Fumi Takahashi高橋 富美医学研究院国際医科学教育ユニット 講師Hidetoshi Saitou齊藤 秀俊薬学研究院ライフイノベーション分野 准教授Keigo Yoshizaki吉崎 恵悟歯学研究院矯正歯科学分野 助教Kuniyoshi Shimizu清水 邦義農学研究院森林圏環境資源科学研究分野准教授Hiroyuki Kitao北尾 洋之医学研究院がん分子病態学講座 准教授 Michio Nakaya仲矢 道雄薬学研究院薬効安全性学分野 准教授 医学研究院教育・研究支援センター設立10周年おめでとうございます。 支援センターには、1つの研究室では設置および維持が難しい研究機器が多数導入されており、設立当初からよく利用させていただいております。また、スタッフの皆さんが機器についてよくご存知なので、研究上の問題解決のための相談にも応じていただいています。 支援センターは研究を進めていく上でなくてはならない存在となっておりますが、今後細胞レベルだけではなく生体レベルでの解析に必要な機器等も充実させていただければと願っております。教官からの一言  九州大学で研究を始めてから9年、支援センターには多大なるご支援を頂いて参りました。若手研究者にとって、今日のライフサイエンスに必要不可欠な高額機器の利用や専門のスタッフによる受託業務は強力なサポートとなっています。また、定期的に開催される講習会では基礎から実践までの有用な情報をご提供頂き、学生にとっても非常に勉強になりました。現在では様々な分野の研究者が行き来する場所になっていると伺っておりますので、研究手法・内容についての交流の場としての可能性を模索して頂き、この度の10周年からの更なる発展を願うところです。 我々は歯の形態形成における制御機構の解明を目的として研究を行っています。歯の発生初期に関わる遺伝子の網羅的解析を行うため、マイクロアレイ解析を行っていただきました。マウス歯胚は非常に小さな組織で採取が難しく、良好なRNA qualityを得るのに苦労しましたが、適切なアドバイスのお陰で無事解析を進めることができ、いくつかの候補遺伝子を得ることが出来ました。ただ解析を行うだけでなく、プロトコールの提供やデータの解析方法など、技術的な面でもサポートしてもらえるのは大変助かりました。 今後は、次世代シーケンサーを用いたシーケンシングなどを考慮していただけると助かります。今後益々の発展を期待しております。 現在、FlexStation3(多機能分光光度計)を中心に利用させていただいています。当研究室では、数多くの天然素材の機能性評価を行っており、簡易スクリーニングから詳細測定まで幅広く活用しています。もはや支援センターがなければ私達の研究は成り立たない程です。スタッフの方々には、日頃から講習や分析方法の指導をいただいており心より感謝申し上げます。 このたびは、医学研究院 教育・研究支援センター開設10周年、おめでとうございます。私は2008年現職に就任以来、抗がん剤作用機序に関する基礎研究を行っております。当センターにはDNAシーケンス解析依頼や種々の機器使用でお世話になり、おかげさまでいくつかの成果につなげることができました。当センターの最大の利点としましては、機器保守管理や使用時の規則遵守・操作説明が徹底しており、経験のない技術であっても確実に実験が遂行できることと考えます。 我々の研究では、解析用のフローサイトメーターであるFACS Caliburを使用する機会が多いです。当センターに設置されている2台の機器は平成14年と20年に導入されたもので、旧式で機能が限定されている上に頻繁に故障、修理を繰り返しており、利用者として不安を感じております。新しい機能を備えたタイプのものの導入を検討していただきたいと希望します。また現在、超解像顕微鏡技術、digital PCR技術の必要性を感じており、今後の導入を期待しています。 この度は、医学研究院教育・研究支援センター10周年、誠におめでとうございます。私の所属する薬学研究院薬効安全性学分野では、センターにおいて特にDNAシーケンス解析サービス、FACSCalibur、共焦点レーザー顕微鏡、キーエンス蛍光顕微鏡、吸光光度計で大変お世話になっております。これら機器の使用は、我々の実験に欠かせない存在です。大変感謝しております。また、機器の管理がしっかりなされている点も非常に素晴らしいと感じております。一方、しいて希望を挙げるとすれば、時間外利用出来る機器を増やして頂ければと感じております。今後とも引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。どうぞお気軽に支援センターのドアをノックして下さい。利用者の方が笑顔で研究成果の論文を持って来てくださる時が本当にうれしい瞬間です!