ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

研究支援センター

Hideki Sumimoto 住本 英樹九州大学医学研究院長ヒト疾患モデル研究センター センター長(生化学分野・教授)医学系農学系薬学系歯学系理学系工学系操作指導受託業務ディスカッション講習会・セミナーC reFacility 九州大学医学研究院の教育・研究支援センター(現・医学研究院附属ヒト疾患モデル研究センター/教育・研究支援センター)は、平成27年10月、開設10年目を迎えました。これもひとえに関係各位の御支援の賜物と改めて深謝申し上げます。 医学研究院が管理運営する教育・研究支援センターは、九州大学の生命科学研究における「先端的研究の推進」と「若手研究者の育成・ボトムアップ」を目的として、平成18年10月に、病院地区(馬出地区)の医学研究院基礎研究A棟2階に設置されました。以来、医学研究院はもとより九州大学の全ての部局の生命科学研究をサポートしてきました。実際に、利用者は年々増加し年間利用者数はのべ17,000人を超えるようになりましたが、今では医学研究院以外の利用者数が医学研究院の利用者数よりも多くなっています。また、支援センターを利用して得られた研究成果を含むことが記載された英文原著論文は、すでに200報を超えました。 支援センターでは、設置されている最先端高性能機器および汎用性の高い一般機器の入念な保守点検を行い、また終日利用可能なシステムを構築して、研究者ならびに学生が利用しやすい環境をつくってきました。それに加えて、大学院生や若手研究者を対象として、専門家による「基礎理論から実践までを含むテクニカルセミナー」を開催するとともに、支援センター職員による「機器操作法から実践までの講習会」を行い、利用者が単なる利用者で終わらず、独立した研究者への道を進む一歩となるようなサポートを心掛けてきました。特に初学の利用者に対しては、サンプル調製を含めた種々の実験の相談にも対応し、基礎的な実験技術の指導もあわせて行ってきました。 支援センター職員一同、今後とも、九州大学における先端的研究の推進ならびに研究者育成に少しでも貢献できるよう努力する所存です。皆様の御支援を切にお願い申し上げます。ごあいさつ九州大学のすべての研究者に開かれた機器・設備・教育支援